理容師さんのハサミの世界!

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2022.03.15

皆様よろしくどうぞ!

緑橋店のスタイリストGONZOです。

一般的に使うハサミや100均で手に入るハサミとは違う、普段お客様に使用している鋏について色々と説明してみたいと思います。。。

 

パーツの名称。ハサミにも色々な場所の名称が実はあります。この機会に覚えてみません笑?

 

パーツの名称。
 
1、静刃
固定して動かさない刃の事を静刃(セイバ)といいます。静止している刃なので静刃と書きます。

 

2、動刃
静刃が動かさない刃に対して、動かす側の刃の事を動刃(ドウバ)といいます。
動刃だけ動かしてカットするので普段使用する鋏とは使い方が違い慣れるまで少し時間がかかります。

 
3、裏すき
刃の内側の微妙に窪んでる部分を裏すきといいます。 鋏の良し悪しに関わる重要なポイントの一つです。

 

4、ネジ
平らなネジや手で調整できるネジなど様々な種類があります。開閉の硬さの調整は勿論ネジは鋏の切れ味に大きく影響します。

 

5、ハンドル
デザインにより使い勝手が違うので、鋏を選ぶ際に一番重要なポイントです。ちなみに僕はこのハンドルにアールがついているほうがカットする時に切りやすいので使用してます。

 

6、ヒットポイント
開閉した時、音を消す役目や開閉の衝撃を吸収する役目があります。主にゴム製かステンレス製のヒットポイントが一般的です。ステンレスだと開閉時の音が心地良いですよね♪

 

7、小指掛け
はさみを使用する際、小指を掛ける部分です。 コユビカケやショウシカケといいます。

 

8、刃線
刃がついているラインの事を刃線と言います。刃線の角度を鋭い鋏は切れ味は良く、毛が逃げない傾向があります。逆に鈍角なシザーは毛が逃げるが、引っかかりが少なくなります。

鋏の種類について。

鋏の種類について。
鋏にもたくさんの種類がありますが、おおまかに2つに分けることができます。

 

1.カットシザー
直刃の鋏で、主に髪型のベースを作っていく時に使います。
切り口はパッツン。専門ではブラントシザーと呼びます。

 

2.セニングシザー
刃がくし状になっており、髪の毛の量を軽くする時に使います。一般的にはすき鋏と呼ばれていますね。

用途によって使い分けるので、美容師さんの腰にぶら下がっているシザーケース(鋏入れ)を見たらいくつも挿してあるのが目につくと思います。

・サイズ
・刃の形状
・デザイン

などから自分の手に合ったものを選びます。

一つだけの鋏で仕事している人は皆無だと思います。

だいたい、メイン(3~4丁)のセットと、予備のセットを用意している人が大半だと思います。

予備がないと、鋏が不調になった時に仕事ができなくなります!

鋏の材質について。

鋏の材質について。
☆ステンレス鋼

鋏以外にも多くの製品に使われているステンレス鋼。ステンレスとは“サビにくい”合金のこと。サビやすい鉄という素材に、サビを発生しにくくするクロムやニッケルという素材を混ぜることで、サビに強い素材=「ステンレス鋼」が作られるのです。濡らした髪をカットすることも多いので、サビにくいハサミというのは必須です。

☆コバルト系ステンレス鋼

名前の通り、コバルトという素材が混ざったステンレス鋼のこと。非常に硬い素材のコバルトが含まれるステンレス鋼は、一般のステンレス鋼よりも刃こぼれしにくいと言われています。コバルトがいくら含まれているかで硬さが大きく変わります。

☆ ステライト

コバルトを主な成分として、約30パーセントのクロムと4パーセントから15パーセントのタングステン(非常に硬い素材)が含まれている合金のことで、硬く・磨耗もしにくいのが特徴。「ビシライト」と呼ばれることもあります

☆ハイス鋼

不純物が少なく、耐久性が高いのが特徴。粉末状の鋼材をすばやく焼いて固めるという難しい製法で作られるため、「粉末微粒子鋼」と表記されることも多い素材です。

☆ダマスカス

とにかく硬く、加工が難しいのが特徴のダマスカス。金属が何層にも重なったような波状の美しい模様が特徴的な素材で、現在最も耐久性が高いといわれています。

メンテナンス。

メンテナンス。
上記にも述べたように、鋏は錆びない事が大前提です。

なのでメンテナンスをしっかりしていれば、長い事使い続ける事ができます。

現に僕が使っているセニングは10年以上使っています。もはや僕の手の一部になっています。

それだけ長く使い続けられるのはやはり、メンテナンスをしっかりして来たからです。

では、メンテナンスはどのようにするのか??答えは1つ。

専門の方に研いでもらいます。

そうする事によって切れ味が維持され、お客様の髪を傷つける事無く、より綺麗な裁断がなされ、枝毛にもならず、きれいな髪が維持される。

と、いう事になります。

鋏の値段はいくらするの???

鋏の値段はいくらするの???
ピンきりですが、1本5万~10万円ぐらいが相場です。

中には1本、30万円以上するものもあります。

当たり前ですが、自分のお金で購入します。

すごく高価なものなので買う時にかなり吟味します笑

まとめ

僕のハサミのフルセットは全部で8本ありそれと同じハサミがもうワンセットあります。かなりお金かけちゃいました。

値段はピンキリでハサミによっても職人さんの手作りなのでものの良し悪しがあるので自分の手に馴染む感じを大事にしてます。お客様の髪の毛を痛まさず、カッコ良く切るには道具は糸目はつけません。

 

長々とお付き合いありがとうございました。

まだまだ詳しく話したい所ですが本日はこの辺りでお暇させて頂きます。ありがとうございました( ̄^ ̄)ゞ

 

 

 

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